猫町倶楽部で都築響一さんのお話を聴いて、もっと編集力を磨こうと思った。

こんにちは!ニシヤマです。

先日、猫町倶楽部という読書会に参加してきました。

読書会って何?っていうくらい何も知らないレベルでしたが、都築響一さんがおみえになるということで、面白そうだなと思い申し込みました。

僕が以前参加した都築さんのトークライブ(京都磔磔)の記事は→こちら

あ、はじめての読書会はとっても面白かったですよ!(当日の様子は後日書きますね)

会場は藤が丘のJAZZ茶房「青猫」さん。
何度か訪れたことがありますが、とってもお洒落なジャズ喫茶。
ジャズを聴きながらゆっくり読書するにはぴったりですよ。

さて、読書会への参加条件は、都築響一さんの「圏外編集者」を読むこと。
申込みが遅かったので、急いでアマゾンで購入してサクッと読みました。
ここで、都築さんをご存知ない方に、簡単に紹介します。
都築さんは若い頃、創刊したての雑誌ポパイとブルータスの編集をされていました。ポパイと言えば当時、シティーボーイ?(笑)のバイブルでしたので、僕もたまに読んでました。
都築さんが書いた記事も読んでいたかもしれませんね。

そんな流行の先端を走っていた都築さんですが、今はガラッと変わってとっても面白いことをされています。

面白いものを見つける臭覚は日本一だと思います!!

ただ見つけるのではなく、それを編集して多くの人に知ってもらう!というところが素晴らしい。

あまり日の当たらない場所やアーティストを、偏見のないフラットな視点で僕たちに紹介してくれているんですね。

出会いは、ある写真集から

僕が知ったきっかけは、TOKYO STYLEという写真集を本屋さんで見かけたから。

そこにあったのは、決して飾らないリアルな日常生活の記録。
東京でも、インテリア雑誌に載るようなお洒落な部屋に住んでいる人は少ないかもしれません。よくわからないけど。(お金とセンスのある、一部の人たちを除いては・・・。)

でも、地方に住む中高校生だった僕は、知らないうちに雑誌に洗脳されていて、お洒落な写真を眺めては、ダサい自分の部屋と比べて落ち込んでたんです(笑)。ネットがない頃、雑誌から得る情報は絶大でしたから。

『TOKYO STYLE』を見て、東京でも賃貸や実家でそれぞれ自分なりに工夫しながら、普通に暮らしていることを知りました。たとえ豪華でなくても、個性的で面白い部屋で暮らしている。そんな等身大の生々しい生活感がリアルに映し出されて衝撃的でした。

さらに衝撃的な写真集が「秘宝館」

こういうオブジェ(笑)を写真集にして出版するってスゴイって思った。
そして、鳥羽にあったSF秘宝館のオブジェたちを買い取って、ニューヨークや横浜の美術館で展示したらしいし。マジですか!

薄々面白いと思っていた秘宝館ですが、実はめちゃめちゃ面白くて価値のあるものなんだって気付かせてもらいました。

元祖国際秘宝館のこと

日本で最初につくられた秘宝館である「元祖国際秘宝館」は、うちの事務所のご近所でしたこれはもっと自慢していいと思う(笑)。(ちなみに現在は取り壊されてイオンになってます!!)

かつて元祖国際秘宝館は、パールクインというドライブインの中にありました。

パールクインは、僕たちにとってはランチにうどんを食べに行ったり、たこ焼き(絶品だった)を買ったり、子どもとボーリングに行ったりする、日常に密着した親しみのあるところ。

そこはあくまで、普段着の場所だから、謎めいた秘宝館に入るという発想にはならなかった。(そうは言っても元来の好奇心から数回、入館しましたが^^)

往時は、名古屋から伊勢に行く観光バスが停まり、たくさんの観光客で賑わってたけど、あまりにも誰も行かなくなって、どんどん寂れていっていました。バイパスや高速道路が出来てから、観光客が来なくなってしまったようです。
僕が行きだしたのは三重に住むようになってからだから、人がいなくて寂しくなってからです。
まるで不夜城のようだった!と近所のご老人に聞いたけど、全く想像できなかった。

↑元祖国際秘宝館の閉館最終日に撮影した画像。
この日は、全国からマニアたちが集結してましたよ(笑)。僕も友人と一緒に別れを惜しんできました。最後の日の入場料は500円でした。

アラビア宮殿風の外観は、建築的に見ても面白い建物ですよね!?

そんな秘宝館ですが、都築さんが教えてくれなかったら入館してなかったかもしれません。
なんせ近所すぎて入りづらい!
でも、ニューヨークで展示されたり写真集にもなってるんだからと、堂々と(?)入ることができたんです(笑)

編集力を磨こう!

面白いものは、心を開いておかなければ入ってこなくて、見ることはできない。たとえ目の前にあったとしても、目に入らないのです。僕たちにとっての秘宝館のように。。。

まずはチャクラを開き、感じて取入れ、アウトプットする。そのためには編集のチカラが必要になってきます。

僕の仕事にも編集する力を持つことが大切だと思うんです。
例えば、僕たちは「間口は5間ですよ。」とか普通に言うけど、
5間(けん)ってわかりますか?
1間が何メートルなのか、きっとわかる人は少ないのに、知らないうちに言ってしまってます。(ちなみに1間(けん)は1.82メートルですから、5間は9.1メートルとなります。)

あと、坪とか、尺とか寸とか言っちゃってます(反省)。

お客さまも、質問しずらいから、わからなくても聞き流してたかもしれません。
僕たちには、わかりずらい建築の専門用語を使わずに、わかりやすく編集してお客さまに伝えることが求められているのです。

また、やや強引ですが、趣味のDJにおいても編集力が大切です。
ただ好きな曲を選曲してつなぐだけではなく、聞き手の求めるものや雰囲気を感じ取って、全体で一曲に感じられるようなストーリーをつくりだすことが大切なんです。
まさに編集する力が要求されます。

このように、ものごとを編集する力を身につけることが大切だと再確認できました。


デ・ラ・ソウルのメンバー、DJ MaseoによるBiler Room Lndon DJ set の編集力が半端なかったので、興味のある方はどうぞ♫ 途中で食べるハンバーガーが美味しそうです。

ということで
今回は、編集の真髄を知りたくて都築さんの課題本「圏外編集者」を読み、読書会に参加して遊びながら学んできたという話でした。

最後に

都築さんから、「三重はいいところですねぇ。榊原温泉の大観音寺とか、虹の泉とかあるし。」と言われました。

この2つは中学生くらいの頃、スゴイところがあるから、と祖父が連れて行ってくれたところ。今思えば、祖父の嗅覚も半端ない(笑)。

あれから様変わりしてるようなので、近いうちに行ってみようと心に誓いました。

それでは、また。


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西山 浩一
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